30代のワーママにとって「転職」は大きな決断です。
育児と仕事を両立するだけでも大変なのに、さらに転職活動をするのは簡単なことではありませんよね。
でも、「今の働き方を変えたい」と感じているなら、あなたのキャリアをしっかりと「棚卸し」してみることをおすすめしますよ!
今回は、30代ワーママが転職活動を成功させるために欠かせない「キャリアの棚卸し」方法を5つのステップでわかりやすく解説します。
よくあるNG例やリアルな成功例もご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね♪
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なぜ「棚卸し」が必要?

30代ワーママは子育てと仕事の両立で常に忙しいですよね。
そんな中でも「もっと自分らしく働ける場所を探したい」と感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、勢いだけで転職活動を始めるのは危険です。
今のあなたが持っているスキルや経験、価値観を明確にするために、まず「キャリアの棚卸し」が必要ですよ。
それにより、あなたの強みや転職先に求める条件がクリアになります。
その結果、履歴書や職務経歴書が書きやすくなり、面接でも自信を持ってアピールできるようになりますよ!

棚卸しは5ステップ
キャリアの棚卸しは5つのステップで進めます。
ステップ1:これまでの仕事内容をすべて書き出す

まずはこれまでの職歴や業務内容を時系列で書き出してみましょう。
育休前後の業務や、産休復帰後に任されたプロジェクトなども忘れずに記録してください。
具体的な成果や役割も添えておくと自己PRに活かせますよ!
ステップ2:自分のスキルと強みを言語化する

棚卸しのカギとなるのが「自分のスキルや強み」の見える化です。
パソコンスキルなどのハードスキルと、育児で得たタイムマネジメント力やマルチタスク能力などのソフトスキルも立派な強みですよ!
ぜひ自信を持って書き出してみましょうね!
ステップ3:仕事での価値観や優先順位を整理する

「時短勤務希望なのか」「在宅勤務が必須なのか」など、あなたが大切にしたい価値観を棚卸しすることも重要です。
その上で「譲れない条件」と「妥協できる条件」に分けて優先順位をつけると求人選びに迷わないですよ!
ステップ4:育児とのバランスを考慮したキャリア設計

子どもの年齢や家族のサポート体制によって働き方の柔軟性は大きく変わります。
あなたにとって最適な「育児と仕事のバランス」が取れたキャリアプランに沿った転職活動だと成功しやすいですよ!
ステップ5:未来志向で「これからやりたいこと」を描く

転職活動は過去を振り返るだけでなく未来を描く機会です。
「5年後、10年後はどうなっていたいか」を考えることであなたに合った仕事が見えてきますよ!
30代ワーママがやりがちな棚卸しのNG例と対策

実際にありがちな棚卸しの失敗例とその対策をご紹介します。
ぜひ参考にしてあなたは失敗しないようにしてくださいね!
スキルや経験が抽象的で伝わりにくい
→「調整力がある」ではなく、「●●の案件で、××の調整を行った」など具体的に書き出しましょう。
企業目線を欠いた自己分析
→「自分ができること」だけでなく、「企業が求めること」を意識して書きましょう。
可能であれば、転職エージェントに相談して添削してもらうのも有効ですよ!
実際に棚卸しを活用した転職成功例【体験談】

実際に棚卸しを活用して転職に成功した30代ワーママの事例をご紹介します!
育休明けで時短勤務を希望していたAさんは、「自分にどんなスキルがあるのか分からない」と悩んでいました。
棚卸しを通して、時短勤務でも複数プロジェクトを管理していた実績を再確認。
その結果、在宅勤務可能な企業に転職成功。
マネジメント経験を活かしたいと考えていたBさんは、棚卸しで自分のリーダー経験を整理。
中小企業のマネージャーポジションに応募し、キャリアアップに成功しました。
どちらもキャリアの棚卸しを上手に活用し、実績や経験を転職希望企業にしっかり伝えられていますね!
転職活動を始める前にチェックしたい3つの準備

棚卸しが終わったらいよいよ転職活動の準備です。
以下の3つの準備をして転職活動をスタートしましょう!
求人サイトや転職エージェントを活用してあなたの条件に合う求人を探しましょう。
口コミサイトをチェックするのもおすすめです。
パートナーや家族と今後の働き方について話し合い、育児の分担やサポート体制を確認しておきましょう。
書類提出や面接の日程調整など、忙しい中でも無理なく動けるように、大まかにスケジュールを立てておきましょう。
まとめ

日々忙しい30代ワーママにとって転職は決して簡単ではありません。
しかし、キャリアの棚卸しを上手に活用すればあなたに合った働き方を見つけられますよ。
育児と仕事、どちらかを諦めるのではなく、どちらも大切にできるキャリアを手に入れましょう!
ご紹介した棚卸しの方法などがワーママのあなたのお役に立てばうれしいです♪
「子育て中だから大した実績はない」と思い込む
→育児中にも積み重ねた経験は必ずあります。視点を変えて振り返ってみましょう。