30代ワーママの味方!配偶者控除で得するためのチェックポイント5選

日々育児も家事も仕事も頑張る30代ワーママにとって、家計をラクにする工夫は欠かせませんよね。

その中でも意外と見落とされがちなのが配偶者控除です。

「お金の話って難しそう」

「よくわからないけど勉強する時間もない…」

このようなワーママも多いのではないでしょうか。

でも実は、配偶者控除は条件に当てはまれば年間で数万円の節税につながる可能性があるんです!

今回は、初心者30代ワーママ向けに、配偶者控除の基本や得するための5つのチェックポイントをわかりやすくお伝えしますよ!

この記事が、毎日頑張るワーママのお役に立てればうれしいです♪

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配偶者控除とは?30代ワーママ向けにやさしく解説

配偶者控除ってなに?

配偶者控除とは、配偶者の所得が一定以下の場合、納税者の所得から一定額を差し引ける制度ですよ!

夫(または妻)の収入が少なければ、もう一方の税金が安くなるということですね!

控除額は納税者の年収(合計所得金額)によって決まり、最大38万円です。

(※合計所得金額:1年間に得た収入から必要経費や控除を差し引く前の合計金額)

配偶者控除が対象になる配偶者の条件

・法律上の婚姻関係にある

・生計を一にしている

・年収が103万円以下である(給与所得者の場合)

配偶者控除と配偶者特別控除の違い

実は、配偶者控除の他に配偶者特別控除という制度もあります。

・配偶者控除:年収103万円以内の配偶者がいる場合に、納税者所得から一定額を差し引いて税金が安くなる制度。

・配偶者特別控除:配偶者の年収が103万円を超えていても、150万円未満までの範囲で段階的に控除を受けられる制度。

年収が103万円を超えると、配偶者控除は使えませんが配偶者特別控除で一部控除を受けられるということですよ!

また、配偶者特別控除の控除額は、配偶者の年収が増えるごとに段階的に減っていく仕組みになっています。

ワーママとその配偶者がこの制度を活用すれば、無理に働き方を制限せずに節税できる可能性があるのがうれしいポイントですよね♪

配偶者控除で得するための5つのチェックポイント

ここからは、実際に配偶者控除や配偶者特別控除をうまく活用するための5つのチェックポイントをご紹介しますよ!

チェック①:配偶者の年収は103万円以下?150万円以下?

配偶者控除が使えるのは配偶者の年収が103万円以下の場合のみで、これを超えると配偶者特別控除の対象になります。

そのため、たとえば…

・月収8万円→年収が103万円以内に収まるので配偶者控除が受けられる

・月収が10万円→年収103万を超えるので、配偶者控特別控除の対象となり、控除額は減っていく

また、収入の調整をするときは社会保険の加入条件も忘れずに考えましょう!

チェック②:納税者の年収が1,000万円を超えていない?

意外と見落とされがちなのが納税者の年収です。

配偶者控除と配偶者特別控除は、納税者の合計所得金額が1,000万円以下の場合にしか受けられません

控除の申請をする前に給与明細や源泉徴収票で必ず確認しておきましょう!

チェック③:配偶者と生計を一にしている?

配偶者控除を受けるには生計を一にしていなければなりません。

生計を一にしているとはどういうこと?

同居していて生活費を一緒にしているということですよ!

別居している場合や、生活費の分担が明確に分かれている場合は対象外なので注意しましょう。

チェック④:年末調整 or 確定申告どちらで手続きする?

会社員の場合、年末調整で配偶者控除の申請ができます。

それには配偶者控除等申告書の提出が必要ですよ。

もし年末調整をし忘れた、もしくはフリーランスや副業の場合は確定申告をします。

どちらの方法でも、必要書類の記入漏れには気をつけましょう!

チェック⑤:他の扶養控除と重複していない?

配偶者控除とは別に、子どもに関する扶養控除やひとり親控除などもあります。

控除が重複していないかを必ず確認しておきましょう。

また、控除が住民税や保育料に影響することもあるため、控除が家計にどう影響するかも知ったうえで申請するのが大切ですよ。

共働きワーママの場合はどうなる?配偶者控除の考え方

共働き世帯では、どちらかの年収が低ければ控除対象になる可能性があります。

例えば、夫がフルタイム、妻がパート勤務で年収100万円台という場合、夫が配偶者控除を受けられる可能性があります。

逆に、夫が休職中で収入が少なく、妻がしっかり働いている場合は、妻が控除を受けられるかもしれませんね。

家庭によって働き方や年収のバランスはさまざまなので、年末に確認する習慣をつけるともれなくお得になりますよ!



ケース別シミュレーションでわかる!控除の活用イメージ

ここで、控除額がどれくらいになるのか、ケース別にシミュレーションで見てみましょう!

ケース①:妻フルタイム(年収400万円)、夫パート(年収90万円)
夫は配偶者控除の対象。妻は年収1,000万円以下なので控除を適用可能。所得税で38万円分の控除。

ケース②:妻パート(年収120万円)、夫フルタイム(年収500万円)
妻は配偶者特別控除の対象。夫が控除申請をすれば段階的な控除額が適用される。

ケース③:妻・夫ともに年収300万円台の共働き
どちらも配偶者控除の条件を満たしていないため、控除は適用されない。

このように、家庭の収入構成によって控除の有無や金額が大きく変わりますよ!

まとめ

配偶者控除は、知らないと損になりますが、知っていれば節税になるお得な制度です。

一度理解してしまえば、毎年の年末調整や確定申告でお得にできる可能性が広がりますよ!

今回ご紹介した配偶者控除のチェックポイントなどが、毎日頑張るワーママのお役に立てればうれしいです♪



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