ワーママに迫る最低賃金1118円の影響|収入・保育・税金どう変わる?

最低賃金が1118円に引き上げられたというニュース、30代ワーママのあなたも目にしたのではないでしょうか。

パートや時短で働くことが多い30代ワーママにとって、最低賃金アップは収入に直結しますよね。

一見うれしい話のように思えますが、実は見落とされがちな影響もあるのです。

そこで今回は、収入・保育・税金の観点から、最低賃金1118円が30代ワーママにどう影響するかをわかりやすく解説しますよ!

この記事が、毎日頑張るワーママのあなたのお役に立てばうれしいです♪

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最低賃金1118円が30代ワーママに与える影響

そもそも最低賃金ってなに?

最低賃金とは、働く人が必ずもらえる時給の最低ラインのことですよ!

今回の改定で、東京都の最低賃金は1118円に引き上げられました(※都道府県によって金額は異なります)。

たとえば…

・時給1050円が時給1118円にアップ

・1日5時間、週4日勤務

→月に約6,800円の収入アップ

子育てなどでフルタイム勤務が難しいワーママにとって、時給アップは貴重な収入増ですよね!

しかし、ただ収入が増えるだけでは終わらないのが現実です。

家計や手取りへの影響とは

最低賃金アップで収入が増えると、思わぬ落とし穴が待っていることがありますよ。

その代表的なものが扶養の壁と呼ばれる収入制限です。

扶養の壁ってなに?

扶養の壁とは、配偶者の扶養に入っている場合に、税金や社会保険料の負担が発生する年収額のことですよ!

たとえば…

・年収103万円を超える→所得税がかかる

・年収106万円を超える→勤務先によっては社会保険の加入義務が発生

・年収130万円を超える→健康保険の扶養から外れ、自分で保険料を払うことに

その結果、時給が上がっても、手取りが思ったより増えなかったり減ってしまったりするケースもあるのです

扶養内で働いていたのに、気づいたら壁を超えていたということもあるので注意が必要ですよ!

最低賃金アップが保育料に与える影響

最低賃金の上昇で世帯収入が増えると、保育料にも影響が出る可能性がありますよ。

自治体の多くが、世帯の住民税額や所得によって保育料を決めています。

そのため、収入が増えると保育料もアップしてしまう可能性がありますよ。

「時給が上がったのに保育料も上がって手取りは変わらない」というケースも珍しくありません…

収入の変化が保育料にまで影響するなんて知らなかったです…。気をつけないといけませんね!

保育料の算定基準は自治体ごとに異なるため、お住まいの市区町村のホームページや窓口で確認しておくと安心ですよ!

30代ワーママの働き方の選択肢

最低賃金の引き上げは、今の働き方を見直す良いきっかけにもなりますよ!

扶養内に収めるためシフトを減らす、扶養を外れてフルタイムに切り替えるなど、あなたの負担や家計への影響を考えるのが大切です

また、副業やフリーランスなど、いろいろな働き方があるので、あなたのやりたいことに照らし合わせて検討してみてくださいね!

子どもが小学生や中学生になってから働き方を変える方も多いですよ♪

働き方の選択肢を一つに絞らず、あなたに合ったものを見つけてくださいね

▼これらの記事で、副業やフリーランスについて詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください♪

まとめ

最低賃金の1118円への引き上げは、ワーママの収入アップになる反面、マイナスの影響ももたらします。

特に30代ワーママにとっては、保育料や扶養などに影響が出る可能性があり、正しい知識を持って対応するのが大切ですよ。

今回ご紹介した、最低賃金アップの影響などが、毎日頑張るワーママのあなたのお役に立てばうれしいです♪


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